応援の歴史とエピソード

1976年(昭和51) モントリオール Montreal

時代背景 南北ベトナム統一、ベトナム社会主義共和国成立。
中国、唐山大震災。
ロッキード事件で田中角栄元首相逮捕。
オリンピック
ハイライト
モントリオール大会の「華」は、ルーマニアからあらわれた14歳の「妖精」ナディア・コマネチ。
オリンピック史上初の10点満点をこの大会中合計7回も出し、観客を魅了。
日本選手団も健闘したが、東京大会以来3大会続いていた金メダル2ケタ獲得はならなかった。

日本選手団獲得メダル数
金:9 銀:6 銅:10
おじさんの
エピソード
女子バレーボール決勝(日本vsソ連)にて、セットカウントは「2対2」。
ファイナルセットも既に「15対14」ソ連のリード。
ソ連がサーブをしてラリーが続き、最後に日本のコートへ「ズーン!!」とボールは落ち、主審はソ連勝利のコールをした。

その時、ソ連選手のタッチネットを見ていたおじさんは、すかさず「タッチネット!」と叫んでしまった。
副審の真後ろにいたので、「タッチネット」の言葉に副審が反応し、主審にアピール。

ソ連の選手も否定する抗議をしていたが認められずに、判定は覆され日本のサーブ権となった。
落胆したソ連に対し、命拾いした日本は再び燃え上がった勝負への執念で、ゲームの流れは日本へと移り、そのまま日本の逆転優勝となった。
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